管理がゆるいと現場は好き勝手する

企業専属便・定期便というのは耳にタコが出来るくらい聞いた話かもしれませんが、ある会社の輸送部門の運送を引き受けるという形態・契約です。出来高制でもなければ、きっちりした日当制でないワイと所属会社との契約では、契約時間を過ぎての労働は時給制になり、ワイの売上になります。で、この残業代の出処ですが、所属会社が現場の会社に請求して支払うという形です。もちろん、所属会社がいくらか抜いてワイの手元に来る・・・わけですけど。とまぁーこの契約時間外の売上をここでは便宜上、残業代という名前にします。 で、現場の会社は結構高い残業代を払いたくないらしく、定時上がりを推奨します。しかし、今のワイは通常の荷量であれば、契約時間内には余裕で終わるのですが、そうでない場合は契約時間を過ぎての労働になります。契約時間内で荷を捌ききれないと朝の段階とか仕事の途中で分かれば、その時点で現場の会社に伝えて、色々対応するらしいのですが、真面目なワイとしてはそんな事はしません。現場の会社もそれでてんやわんやするのは目に見えてますし、余計な負担を増やすという事も分かってますから。 まぁーそういう忖度とは別に、その日の荷物はその日に終わらせたい、持ち出した荷物はもう終わらせたい。ということもあるし、ある意味残業代を稼げるチャンスだから、乗るっきゃないこのビックウェーブに・・・ってなり、稼ごうってなるわけです。ということで、契約時間外でも走って仕事をしてたりします。 これによって、所属会社は現場の会社に残業代として請求する…

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晒される管理部門

梅雨が来る!雨が降る!ジメジメする!濡れる!嫌や!梅雨は嫌や! さて、本題に入りますが、会社組織は一般的には営業部門、製造部門、研究部門、管理部門等々で形成されていると思います。で、それらの部門って立地的に一緒ではないと思います。具体的には製造・研究部門等はどっかの工場や建物にあり、営業・管理部門はそれとは別の場所とか別のエリアにあったりします。 しかーし、ワイが行ってるある会社はそんなところじゃない所があります。どういうことかと言えば、製造部門のど真ん中に管理部門があるんです。どういう部署なのかは詳しくは分かりませんが、ともかく「え?その部門が工場内のど真ん中にあるの?」って感じなんです。なんつーか、野球のグラウンドのど真ん中に青空教室があるみたいな感じなんです。ともかく、異様なんですね。 で、その工場内のその部門なんですが、特に柵とか小屋があるわけでもなく、360度どこからでも見られているんです。おまけに機械の音とかも普通に聞こえるから結構騒がしい。傍から見れば、晒されているわけです。 ワイはそこに初めてきた時、なんつーか、悲しい気持ちになりました。管理部門って基本的に利益を生んでるわけではないじゃないですか?どちらかと言えば、組織を円滑に回すための部門でお金を稼ぐところではない。そうなれば、まぁーヘイトとか憎しみとか嫉妬の対象になりやすい部門なわけで、なんかそういう圧とかプレッシャーをビシビシ感じさせているし、感じてるんだろうな・・・みたいな。いや、実際の所は工場のど…

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自分を認知されることにしていること。ドライバーは無口でも出来るのか?

前々回の制服の件で、結局は自分を認知さえしてくれれば、制服問題はクリア出来るという事を書きました。(ワイの場合) では、自分を荷主や届け先で認知されることにしている事は何か?という事について触れたいと思います。と、同時にこれに触れるということは人と接するのが嫌とか人間関係に振り回されないと思われている運送仕事で、無口な人、はたまた、コミュニケーション取るのは苦手な人でも出来るのか?ということにも繋がるので、そこら辺で思うことを書いてみます。 自分を認知される事に何かしているかと言えば、特には何もしてません。現場の人間に関しては、ただ毎日現場に行って、毎朝挨拶して普通に仕事して、時間がある時に少し雑談する。みたいな事はしていると思います。特別これと言ってなにかしているなんてありません。ただ、普通に用意されている荷物と伝票を取り、たまに口頭やメモで渡される向こうの要望(商品引取とかお使い)を聞き、それをこなしているだけです。あと、他のドライバーに対しても同様です。 雑談の内容といえば・・・特に濃ゆいものはありません。今日は暑いね~とか年末年始は忙しいよね~とかあそこの客は良い客・悪い客だよ~とかそんなかんじのものです。これといって、お互いのプライベートや会社の内部の事に踏み込むような話はありません。別にこういう話だけでもお互いに得るものがあるのでしょうし、これがお互い認知され始める何かがあるのかもしれません。ともかく、真面目に毎日行って、普通に仕事さえすれば大体認知されるような気がし…

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受取拒否はあるのか?

ブログのネタがない、ネタがないと思いながら、何かと出てくるこの不思議。結局は毎日外出て仕事?してるから出てくるんでしょうね。コツコツやるのが絶対とは良いませんが、何もしないよりは良いんだな。なんて思います。 で、本題なのですが、配達をしていると受取拒否というのがあります。そんなのあるの?なんて思う人もいるかもしれないんですが、あるんですねー。これが。記憶している限り、3回はそういうことがありました。 1回はある会社のA部署からB部署に向けて物を発注したらしいのですが、そこら辺の意思疎通がなってなかったらしく、受取拒否をされました。 「受け取りません!サインしません!」 とはっきり言われたので、結構助かった面があります。ワイはハッキリ言われた方が助かるので。というのも、 「何か分からないけど、ここ宛の荷物だしとりあえず判子押そう」と不安そうな感じで押されてもこっちも不安になるんですよね。 「え?届け先間違えてないよな?」 みたいな。こういう場合は今まで、結果間違えではなかったというのが多いので良いのですが、ともかく受け取り側が不安だと渡す側も不安になるんです。 ちなみにですが、この荷物は伝票のミスで別の所に届けるべきものだったので、結果的に受取拒否は正解でした。 で、次は面倒くさい大人の事情に巻き込まれて、受取拒否された事あります。 商社的な感じで物を横流しする荷主の荷物(飲料水)を運んだ時なのですが、何でも届け先は日にち指定で冷えた飲料が欲しかったみたいなの…

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