軽減税率とかやっちゃうからインボイスが始まるのです。
税金というのは誰も触れたがらない話であるが故に、誰しもが心の奥底では他はどうしているのか?どう考えているのか?等々を考える事柄だと思います。
そんな税金ですが、2023年にインボイス制度が始まります。
って、もう既に今年の確定申告でもその案内?というか申請画面みたいのがあったりしました。
このインボイス制度の詳しい内容や対策みたいのは各々で調べてもらえれば良いと思います。
仮に調べるのが面倒くさいという方はこちらを観てください。
で、ワイなりにこのインボイス制度を説明すると…
現状、年間売上高が1000万円以下の事業者は売り上げた時に貰っている消費税をそのまま利益(売上)として良いよ。消費税は納めなくても良いよ!
って感じでした。
これが世にいう益税(消費者が業者に支払った消費税の一部が、納税されずに業者の利益となってしまうこと)ですね。
今まではお国なり税務署様もしくは税務署御大もそこは仏のような眼差しで売上1000万円以下の人々を温かい眼差しで見守っていたわけです。
しかし、お国なり仏様の財布事情も厳しいのか、ここに来て鬼のごとく売上1000万円以下の事業者のメリットをなくそうという事になりました。
で、結局は2023年のインボイス制度の本格始動で年間売上1000万円以下の人々は約10%利益減少になるわけです。
別に今のまま免税事業者でやるぞ!って事も出来るのですが、そうすれば取引先にデメリットがあったりして、可能性の話で契約ができない・取引をしてもらえない事も考えられます。
ってことは、王道というか安パイとして課税事業者になるというのがセオリーになるでしょう。
このインボイス制度の対策、厳密には今のような益税を得られるような対策はネットの海で色々言われているのですが、どれも現実的ではなく、このまま行けば、多くの人が課税事業者になるように思われます。
もしくは、思い切って確定申告しないなんていう橋を渡り続けるのもありでしょう。(というか、確定申告って何?みたいな人もいるかもしれませんが)
ともかくどうであれ、結構みなさん苦しいお財布事情になるわけで、結構生活できないとかそーゆー話が出てくるでしょう。
正直、ワイも色々生活面で厳しいかな?なんて思いますし、皆さん同じように思っているでしょう。
ただ、別に真面目ぶるつもりではないですが、今の益税もそれはそれで普通のサラリーマンや売上1000万円以上の事業者は非課税事業者が良いとか羨ましいとか憎いとか思っているはずです。
そしてそれは目の敵にもされているわけで、得をしているのは自営業者や非課税事業者で、損をしているのは消費者や真面目な納税者なわけです。
サラリーマンなんて給料から約3割も国が中で抜いているわけで、もうそれはそれは…
そう考えた時、ボーナスタイムは終了と考えて、もう大人しく課税事業者になるか今以上に売り上げるしかないでしょう。
そもそもですが、何故こんなインボイス制度が始まらなければならなかったのでしょうか?
そう考える人が居るか居ないかは分かりませんが、そう思った方にワイなりに簡単に意見を述べれば、結局は軽減税率なのです。
ワイ思うに日本の税制ってスゲ~複雑ですし、色々な税金があります。多分、税務署の中の人でさえも100%分かっていないと思います。
話は逸れましたが、軽減税率があるということはどうしてもインボイスもセットにしなければならないらしく、結局は軽減税率が今回のインボイス制度の引き金なのです。
ワイはこのブログを書き始めた頃、色々大変だけど、消費税を上げた方が良いんじゃね?というような事を書いてきました。
例えば、この記事とかこの記事です。
この時は、まだインボイス制度なんて頭の片隅にも無かったです。
ただ、お国の財政がヤバいならヤバいで、もうこんな複雑な事やややこしい方法で税金の徴収をするなら、ワイの益税問題も含め、軽減税率やめて、一律消費税10%したり、もっと税金をわかりやすくした方が良いんじゃないのか?なんて思います。
って別に匿名でそんな事書いたってしゃーないですし、ワイは増税論者でも良いのすが…。
ともかく今の路線で走っていけば、もう誰も税のことがわからなくなるような気がしますし、このまま消費税10%と8%でもお国の財政がよろしくなくなるので、もっと増税する未来はあるように思えます。
ともかく、良くも悪くも"唯一平等に不平等を分配できるシステム"である消費税は簡単にして欲しいし、そうすることが、一番のインボイス制度の対策になるような気もします。
それでは!
地獄のインボイス制度のお話
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