ちょっと久々に軽貨物とか独立とかそーゆーのを一旦置いといて、ワイの趣味であるフットボールの事を書いてみようと思います。
報道で知っている方も居るでしょうが、ディエゴ・アルマンド・マラドーナというアルゼンチンのスーパースターだった選手が60歳という若さで亡くなりました。
これに世界中のフットボールファンや関係者が色々思う所があり、世界各国の著名人が哀悼の意を表すなどしています。
アルゼンチン国内に至っては、国葬して3日間喪に服すなんてことをしています。
多分ですが、日本で国民的スーパースター選手が死んだとしてもそんな対応はないでしょう。
ワイも人伝えの情報でしか書けないのですが、南米とかあっち側の国や人にとっては、フットボールというのはスポーツという枠ではなく、生活とか人生とかその人の全てだったりするわけで、そういう文化的背景から国葬だったりするのだと思います。
ワイは正直言って、選手としてのマラドーナには何の思い入れもありません。
当たり前ですが、マラドーナが選手として活躍していた時、ワイはまだ生まれていないとか生まれたばかりであり、全盛期のプレーを生でとかリアルタイムで見たことがないわけです。
そんな選手に思い入れは無くて当然なわけで、変に偽善者ぶってあーだこーだ言えないとも思っているわけです。
ただ、幸運にもマラドーナ監督として彼の携わったフットボールを観た経験はあります。
知っている人は知っているでしょうが、実は2010年の南アフリカワールドカップ時のアルゼンチン代表の監督だったのが何を隠そうディエゴ・アルマンド・マラドーナでした。
マラドーナに関しては、引退後に薬物依存や不摂生とかどーも健全で健康的な生活を過ごしてなく、ニュースがそっち系ばかりで、フットボール界に良い貢献をしているような存在ではありませんでした。
そんな彼がアルゼンチン代表の監督に席に空きが出来た時に、自分から「おれ、アルゼンチン代表の監督する!」とか言い出したわけで、正直ワイはそれを聞いた時、「このおっさん、相変わらずパンチ効いてるな~」とか思ったのを覚えています。
当然、就任前はネガティブなイメージが先行していたマラドーナなので、監督就任時もそれなりの人が手腕に疑問をもっていました。
ワイの記憶が確かであれば、監督ではなく、チームのマスコット的な何かとかコーチ的なポジションでアルゼンチン代表と関われば?とかそういう報道もあったように記憶しています。
しかし、結果的にはアルゼンチンはワールドカップでそこそこの結果を出したり、積極的に人材発掘したりで、監督してのマラドーナは評価が高く、当時この結果にワイも含めそれなりの人がびっくりしたはずです。
個人的にはマラドーナ監督の仕事で1番好きな仕事?というか印象に残っているのは、当時アルゼンチンの他の選手に比べれば、パットしなかったハビエル・マスチェラーノをキャプテンにした事です。
その当時からマスチェラーノはリヴァプールで活躍していたし、リヴァプールが好きなワイとしてはその存在は凄いと思っていたのですが、当時のアルゼンチンはマスチェラーノ以上の選手が居たのにも関わらず、マスチェラーノをキャプテンにしたわけです。
そういう意味では多分1番マラドーナ監督に感謝しているのはマスチェラーノだと思います。
そして、ワールドカップ終了後に監督続投の話もあったのですが、なんか知らないけど代表監督してのマラドーナはそこで終わったわけです。
とまぁ~こんな感じでワイにとってのマラドーナは正直、「スーパースターとか往年の名選手」とかいうイメージはなく、「なんか良くわからないけど凄いおっさん」というイメージなわけです。
正直、マラドーナはベッケンバウアーとかクライフとか現代のフットボールの礎を築いたとかフットボールにイノベーションを起こしたとかそういう選手ではありません。
それでも、何かこのおっさんには人を引きつける何かがあったのかもしれませんし、皆さんそれに魅了されていたのでしょう。
正直、ワイがマラドーナ死んでもそこまで何も思わないのは選手とか自分のアイドルとしての思い入れがないからなのかもしれません。
なので、ちょっと喪失感とかはないですが、多分あと30年後とか40年後とかにワイのアイドルであったオーウェンとかジェラードとかイブラヒモビッチとかが死んだ時に、何か思うのかも知れませんし、それまでは、その喪失感は封印しようと思います。
それでは!
ちなみにですが、セルヒオ・アグエロというアルゼンチンのフォワードの選手が居るのですが、これの元嫁がマラドーナの次女でだったりします。
そして、このアグエロという選手のあだ名がクンでして、このあだ名の由来が1975年から1976年にかけてアルゼンチンで放送された日本のアニメ『わんぱく大昔クムクム』が由来となっています。
アグエロは少年時代にこのアニメに熱中していて、「クムクム」を「クンクン」と発音したことから「クン」の愛称がついたそうです。
あと、ワイのフットボール選手のアイドルは上記の3名なのですが、読書家ワイはこの3名の自伝を読破して、そんな3名の本で読んでもらいたいのがイブラヒモビッチの自伝である「I am Zlatan」です。
本当はジェラードの自伝、君はひとりじゃないがワイ的には一番好きなのですが、ズラタンの本は別にフットボールが興味がない人でも読んで欲しい一冊です。
マラドーナの時代を知らないワイですが、ワイ的な感覚としてはイブラヒモビッチが今の時代のマラドーナのような存在な気もします。
I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝
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