この紙一枚、価値がえげつない。
ちょっと前に、不在票の扱い方みたいのを書きました。
その中で、不在票が入ってないという項目があったと思います。
この不在票が入ってないとか不在票の価値とかそーゆーのをもっと突っ込んで書いてた方が良いと思ったので、今日はそこらへんの事を書いてみようと思います。
まず、どこから書けば良いのか悩むのですが…
ワイは今まで運ぶ側だったわけで、そこでこの「不在票が入ってない」なんていうのを荷物の受け取り側が思ったり調べたりするのが不思議でした。
というのも、「不在票が入ってない」と思ったり気付いたりするということは、それは裏を返せば、大体が「家に居た」とか「訪問に気付いていた」とかそういう状態だと思うんです。
つまり、「不在票が入ってない」≒「訪問に気付いていた」ということだと思うわけで、仮に「訪問に気付いていた」なら「出ろや」とも思うわけです。
あ、例外的に今のインターホンが録画式というのがボチボチあって、帰宅してそれの録画観て、「不在票が入ってない」と思ったり調べたりするのは、理にかなっていると思います。
加えて、これはデリケートなことなのですが、時間指定の荷物でその時間帯に訪問して、不在だった場合に不在だけ登録して、不在票入れないなんていう事をワイもしていました。
ワイレベルがそれをするってことは、結構この時間指定の荷物で訪問して不在だった場合、不在票入れずに次に行くという事をする人々はごまんといるはずです。
もしそれで、ネットから荷物の追跡番号とか問い合わせ番号から不在を確認して、帰宅して「不在票が入ってない」と思ったりするのも理にかなっていると思います。
これらの説明を踏まえた上で「不在票が入ってない」と気付いたりそれが気になって調べたりする人々というのは、
①訪問に気付いていた人
②帰宅後にインターホンの録画を観て不思議に思った人
③(自分が時間指定しているのを知った上で)時間指定をぶっちぎってる人
という人達だと思うのです。
②のケースの場合、ルール的にはこっち(運ぶ側)に非があるので、なんも言えませんし、謝罪します。
ただ、①と③の場合はワイの中で「癖の悪い客」認定されるので、これでクレーム言われても、「めんどくさいやつ」とか「クレーマー」とか「変なやつ」で、仕事用の携帯に電話番号登録してそういう感じで把握すると思います。(というか、してました。)
さてさて…
ここから受け人が普通に考える「何故不在票を入れないのか?」という疑問とか不思議に答えていこうと思います。
何故訪問したのに不在票を入れないのか?といえば…
①不在票にシール貼ったり、ポストに入れるのがめんどくさい
②どうせまた後でそこに来る予定
③再配の連絡がうざい
④再配でわけわからん時間とか夜に指定入れられるのが嫌だ
という感じです。
この①②③④をまとめて、運ぶ側の本質とか本音を言えば、結局の所
荷物の主導権を渡したくない
ということなのです。
ではここから、この荷物の主導権を渡したくないというのはどういうことなのか?というのを書いてみようと思います。
この荷物の主導権というのは、「どのタイミングでもう一回行きたいか?」とか「自分の好きなタイミングで行きたい」みたいなものだと思います。
例えば、時間指定がない荷物があるとします。
これを午前に行って不在で、不在票を投函したとします。
そしたら、大体が5時以降から再配のメールだ電話がくるわけです。
当然、お互い(配達側と受け人)その日に終わらせたいから、大体6時以降になるわけです。
そうなると、場所やタイミングによっては、その時間帯に再度行くのが厳しかったり、飛んだりしなければならない場面が出てくるわけです。
(飛ぶとは、その時間指定に間に合わせるために、自分が組んだルートをある程度スキップして時間指定優先で回る事)
こうなると非効率なわけです。運ぶ側としては。
もっといえば、荷物はそれだけに限らず他にもあるわけで、不在票をポンポンポンポン入れてたら、上記のような事が重なって、時間指定だらけになって、もう仕事にならなくなるわけです。
では、仮に朝に行って、不在で不在票を投函しなかったらどうでしょう?
不在票がないわけだから、当然受け人から連絡来ることもないし、時間指定もないわけだから、自分の好きなタイミングでまた行ける。
こうなれば、別に相手都合に合わせることなく、自分が思う効率の良い回り方で自分の好きなタイミングでまた行くが出来るので、早く仕事が終わったりストレスなく仕事が出来るわけです。
だからこそ、不在票を入れないわけで、とどのつまり、
「不在票を入れて相手に振り回されて、自分の思う通りに仕事が出来なくなるのが嫌だから、不在票を入れないし、入ってなかったりする」
わけです。
では、不在票がない場合、どうやって再配の連絡をすれば良いのか?と思う人も居るでしょう。
この場合、別に何もしなくて良いのです。
「ただ、家で待ってれば良いのです」
それはなぜかと言えば、配る側の考えとしては上でも書いたように
「また来る予定」
だからです。
別に無駄にコールセンターみたいな所に電話して
「来てたっぽいのに不在票が入ってない」
なんていう事をしなくても良いわけです。
日本人は真面目なのか臆病なのかわかりませんが、こーゆー問い合わせをする人がいるみたいで、良くも悪くもよーそこまでするな~なんて思います。
とまぁ~、ワイが思う不在票が入っていない理由と意図みたいのを書いてみました。
受け取る側はその価値をあまり深く考えていない不在票。
ただ、運ぶ側というのは、あの紙こそ、実は荷物よりも重要なものだったりするわけです。
多分、これからも不在票がないとか入ってないという事が起こりうるでしょう。
でも、安心してください。
必ず来ます。
それでは!
何故不在票が入っていないのか?~不在票がない理由と対策みたいなもの~
スポンサーリンク
この記事へのコメント