国土交通省が宅配の再配達問題に取り組むようです。
引用ですが、そのニュースを一部抜粋しつつ記載します。
国土交通省は4月1日から1か月間、「再配達」の削減に向けた取り組みを集中的に行います。
4月1日から1か月間、宅配業者の負担となっている「再配達」の削減に向けた取り組みを集中的に行います。
「再配達」の削減に理解を求める特設のホームページを開設するほか、ネット通販や宅配の事業者と連携して共通のロゴマークなどを各社のホームページに掲載し利用者への周知を徹底します。
この中では、配達の時間指定を使って1回で確実に荷物を受け取ることや、不在のときも玄関先などに荷物を届ける「置き配」の活用などを呼びかけます。
国土交通省によりますと、2021年度の宅配便の数は49億個余りに上り、ネット通販の普及を背景に5年で20%以上増えています。
一方で、再配達となる荷物の割合は去年10月の調査で11.8%となっていて、こうした取り組みを通じて利用者の意識を高めて2025年度に7.5%まで引き下げたい考えです。
NHKニュース
国土交通省は5月31日、「取り組もう、再配達削減」ということから、4月1日から始まる「再配達削減 PR 月間」!受取は1回で!において、協力する事業者の取組内容を紹介した。
協力事業者は宅配便取扱事業者の佐川急便、日本郵便、ヤマト運輸、EC・通販事業者では、アマゾンジャパン、自然食研、ヤフー、楽天グループ、日本通信販売協会。
いずれも自社サイト・自社SNSやテレビ、チラシでのPR、コミュニケーションツールでのPRを行っている。自然食研では、自社商品を注文した顧客に、受け取り回数が少ないまとめ買いの推奨メールを送付。
また、政府広報オンラインでは、「受取は1回で!宅配便の再配達防止」をテーマに内閣府大臣官房政府広報室が企画・制作した各種広報をメディア別に紹介している。
LNEWS
御上への信頼が高い日本人ですから、国交省がこういうのをするだけでもしないよりも良いので、ワイとしては良いと思います。
ただ、皆さん、意外に知らないというか、多くの人が知らなくて穴になっている再配達の盲点を書こうと思います。
再配達になるという事は、不在だったからそうなると思っている方が多数だと思います。
つまり、不在が悪いとか荷物の受けての問題だと言うことです。
そりゃ~そうなんですが、では何故不在で荷物を置いていかないか?置いていけないのか?という問題が出てきます。
そりゃ~こっちも置いていけるなら置いていきたいです。
ただ、置いていけば、怒られるわけです。
それは届け先の客もなんですが、それよりも厄介なのが大元(大手運送会社)です。
基本的に置き配はダメ(理由はサービス面や盗難や紛失等で)なのでダメなんです。
それで怒られるだけだったら良いですが、それが原因でクビになるとかコース外されるとかなれば、それなりに面倒くさいんです。
まずはそれが1つです。
この置き配がダメな理由の1つは多くの人は知っているでしょう。
これに関しては、運送会社の自社の専用伝票に適用されるルールだったりします。
(以下にその専用伝票の代表的なやつの画像を貼ります)
そして、もう1つ置き配出来ない理由があります。
それが荷物の発送人の指示がないです。
基本的に、荷物を送る側が「置き配をして良い」「置き配希望」「指定場所配達」みたいな事を伝票なりなんなりに、運ぶ側だったり運送会社側だったりが分かる方法で書いてくれたり、指示してくれればそれで配達する側は配達するし、配達できます。
これは今の赤い宅配会社と契約している荷主(タワレコとかなんか定期の化粧品のメーカーとかこどもチャレンジとか)が書いていて、それを3者合意(荷物の発送人、運送会社、配達する人or委託会社)のもとしていますし、青い宅配会社のときもワールドメイトとかいう謎の封筒の荷物をポスト投函していたりしていました。
ワイが一番好きな緑の宅配会社は、やっていた当時はそんな3者合意の置き配できる荷物はありませんでした。
今はどうなのか分かりませんが、ともかく、どこであろうとも荷物の発送人が置き配して良い、置き配してくれ、どこどこに置いてくれ、等の指示があればします。
逆に、その指示がないから、不在の時に持ち戻ることになり、再配達になるわけです。
運送会社が現場の置き配を許可できないのはこういう発送人の指示がないことが原因でもあります。
(いうまでもないですが、運送契約ではお金支払っている方が強いから、運送会社の独断で置き配が出来ないという側面もあります。)
仮に荷物の発送人指示の下、置き配して、いくら届け先から、「玄関前に荷物置いて行ってたぞ!どういう事だ!」とクレーム入れられようが何言われようが、こっち(運送会社)側は、「荷物の発送人がそう指示しているのでそうしているのです。」言えば、免罪符になり、クレームを無に帰する事ができるのです。
このように、再配達の問題は実は不在だけを解決すれば良いというわけでもなく、送る側がどういう指示を出すかで減らすことが出来ます。
加えて、運送会社側専用伝票での荷物は、その運送会社が置き配を推奨するような事をすればできるようになります。
そして、幸か不幸か今の荷物というのは個人発送や運送会社側専用伝票の荷物というのは少なく、圧倒的に多いは、TV通販やネット通販です。
ぶっちゃけ、これらの通販系の荷物を出している会社が置き配をどうするのか?再配達をどうするのか?というのが問われる段階でもあると思います。
他にも、別に不在が問題とか再配達が問題なのではなく、一回で配達が終わらない事が一番のネックでもあったり、時間指定云々の事もあります。
それに関しては過去に色々書いてますし、個人レベルでは、こちらの記事に書いているような方法で置き配をしてもらえる方法だったりがあります。
何はともあれ、1つ知ってもらいたいのは、再配達問題は不在が問題でないというのだけでも知ってもらえれば幸いです。
それでは!
この記事へのコメント